Posted on 04/26/2015 at 02:16, by matsumoto

主日礼拝メッセージ要約『驚くばかりの』(賛美シリーズ その3)(2015.4.26)

 

ダビデ王は行って、主の前に座し、そして言った。「神、主よ。私がいったい何者であり、私の家が何であるからというので、あなたはここまで私を導いてくださったのですか(七十人訳=あなたは私をとこしえに愛してくださったのですか)(Ⅰ歴代誌17章16節)

  • はじめに…先週、教会員のAさんが、食べることも、話すことも難しい中で、「アメージング・グレイス(驚くばかりの)」を大きな声(今のAさんにとって)で賛美したことを分かち合いました。この「アメージング・グレイス」は、Aさんの愛唱賛美歌です。
  • 失う人生の中で…Aさん(85歳)の歩みは、決して平坦な旅路ではありませんでした。若かれし時、アメリカ人の夫とともに一路アメリカへ。しかしその夫を25歳の時に病気で亡くしました。残された二人の息子と一人の養女を女手ひとつで育てたのも束の間、長男も次男も若くして召天。愛する家族を次々と失う人生でした。
  • 主イエス様と共に生き…夢も希望も無いかのような中で、Aさんの生きる支えは教会と、そこで出会う主イエス様でした。主は、いつもAさんと共におられ、御手の大いなる御業によって久枝さんを助け、導いて下さいました。Aさんのリビングウィル(生前遺言書)には「自分の人生はいろんなことがあったけれども、教会に行ったということだけで十分です。」とだけ記してあります。
  • 恵みの主を告白…「アメージング・グレイス」の作詞者は、ジョン・ニュートン。イギリス産業革命の頃、波乱万丈の青春時代を経て、献身を決意し、英国のオルニー教会牧師に。54歳の時、詩人ウィリアム・クーパーとともに「オルニー賛美歌集」を発表。その賛美集の41番が「アメージング・グレイス」です。その参照聖句として今日のテキストのⅠ歴代誌17章16、17節が記されてあります。晩年、彼は次のように告白しています。「薄れかける私の記憶の中で、二つだけ確かに覚えているものがある。一つは、私がおろかな罪人であること。もう一つは、キリストが偉大なる救い主であること。」
  • 結び…新しい一週間、皆さんお一人ひとりにアメージング・グレイス、驚く恵みを準備しておられる主に栄光がありますように。

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