Posted on 01/01/2016 at 10:35, by matsumoto

2016年元旦礼拝メッセージ要約『野の草として』(2016.1.1)

本日1月1日午後2時から元旦礼拝を執り行います。どなたでもお気軽にお越し下さい。

きょうあっても、あすは炉に投げ込まれる野の草さえ、神はこれほどに装ってくださるのだから、ましてあなたがたに、よくしてくださらないわけがありましょうか。(マタイ福音書6章30節)

    • はじめに…主の年2016年、明けましておめでとうございます。新しい年、主がいつくしみと恵みとで、初めから終わりまで皆さんの上に満ち溢れる年となるよう、心よりお祈りいたしします。
    • テーマは…さて、今年のいとすぎ教会の主題は、『野の草として-置かれたその場所で』とさせて頂きます。昨年末の出会いと導きのなかで、主から示された主題です。①シオンの丘の上教会のS先生のご主人とのお交わり、②Iさんとのお交わり、③聖地巡礼に導かれるなかで、示されたものです。
  • 高嶺の途上で…Sさんの趣味は登山だそうです。山頂に立つ、その達成感は何ものにも代えられない感動だそうです。その山頂までの途上、いろいろな高山植物を目にするそうですが、その健気さ、美しさに出会うことは、山頂に到達することに勝るとも劣らない体験だとのことです。
  • 病のなかで…Iさんは、十数年前から難病を患い、ほとんどベッドに寝たきりの状態です。けれどもその病を嘆くことなく、反対に「病を通して主を証する機会を神様が与えて下さっておられることが恵みで、感謝です」とおっしゃっておられます。
  • 西壁の草として…今年1月、もうまもなくですが、主が私を聖地イスラエルに招いて下さっています。エルサレム神殿が紀元60年に破壊されましが、その城壁の一部がそのまま残存しています。「西の壁」または「嘆きの壁」と言われているものです。その石積みの壁の隙間に“ツェロフハデ”という、つる草が生えています。ツェロフハデは環境に左右されない生命力の強い植物です。タルムードに、地球が滅んでも最後まで生き延びる被造物のひとつとしてあげられているほどです。
  • 結び…「置かれた場所で咲きなさい」とノートルダム清心学園の渡辺和子シスター(88歳)は言います。2016年、置かれた場所で咲く野の草として生き、主に信頼し、出会う一人ひとりの隣人となっていく私たちでありますように。

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