Posted on 05/01/2016 at 05:18, by matsumoto

主日礼拝メッセージ要約『祈りつつ待ちつつ』(ヨベルの年 第34週)(2016.5.1)

 

そしてふたりのためにくじを引くと、くじはマッテヤに当たったので、彼は十一人の使徒たちに加えられた。(使徒の働き1章26節)

  • はじめに…ドリームジャンボ宝くじの発売が5月11日から始まり、1等前後賞合わせて7億円だそうです。収益金の一部(100億円)は熊本地震の復興支援に充てられるとのこと。聖書には宝くじはありませんが、神様のみこころを知る方法のひとつとして“くじ”を用いられたことが随所に記されています(レビ16:8、詩22:18、ヨナ1:7、ルカ1: 9、ヨハ19: 24等参照)。
  • 心を合わせ祈り始めた…弟子たちは復活のイエス様のみことばを受け、あの二階の大広間で心を合わせ、祈り始めました。男女合わせて120人でした。復活のイエス様を見、みことばを聞いた人は5百人でしたから、約4分の1の者がイエス様のみことばに忠実に従って、約束の聖霊を待ち望みつつ、祈りました。木曜日、金曜日、土曜日、そして日曜日。よみがえりの日の今日こそ聖霊を受けるに違いない…。しかしこの日も何事もなく暮れたのでした。
  • 待つ試練…弟子たちのなかに、一抹の不安、疑いの思いが入って来たかも知れません。「もう間もなく」とイエス様はおっしゃったのに…。空耳だったのか…。月曜日、火曜日、水曜日…。時はむなしく過ぎ去って行きました。“待つ”ということは容易ではありません。それこそ信仰がなければ“待つ”ことはできません。私たちの自我、あるいは世は、待てません。すぐに結果を求めます。“待つ”ことを通して主は、私たちの信仰を練られます。
  • マッテヤ…皆のなかに疑念のさざなみが立ちつつあるとき、ペテロが立ち上がり、詩篇のみことば(詩篇41:9、69:25、109:8等)を通して、イエス様が徹夜の祈りをして選ばれた12使徒(ルカ6:12-13)の欠員の補充を提案し、祈りました。そして神託を求めくじを引き、マッテヤに当たりました。きっとマッテヤは“人事を尽くして天命を待つ”人だったと思います(使徒1:22参照)。
  • 結び…今週も祈りつつ待ちつつ、置かれたところで最善を尽くすお一人ひとりであるよう、祝福して祈ります。

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