Posted on 10/29/2017 at 16:25, by matsumoto

主日礼拝メッセージ要約『いっしょに喜んでください』(2017.10.29)

 

帰って来て、友だちや近所の人たちを呼び集め、『いなくなった羊を見つけましたから、いっしょに喜んでください。』と言うでしょう。(ルカ福音書15章6節)

  • はじめに…私の勤めるデイサービスは、最近、男性の利用者の方が少しずつ増えてきています。そんなこともあって「囲碁や将棋をやりたい」というリクエストがあり、遅ればせながら私も囲碁・将棋を覚えるために本を探しに。なかなか希望の本が見つからなかったとき、ふと目に留まったのが『介護のすすめ』(三好 春樹著/筑摩書房)。この本が、ある意味で仕事に行き詰まりを感じていた私にとって、目からウロコ、救いの一冊でした。それから三好春樹さんに興味を持ち、彼の著書『野生の介護』(雲母書房)を購入し、読んでいます。
  • 渋柿の渋を抜く…話しは変わりますが、デイサービスの片隅に柿の木があります。実は渋柿です。それで毎年、渋を抜いて昼食のときに皆さんと分けて食べます。焼酎につけて浸してビニール袋に密封して4、5日置いておくという方法で渋を抜いています。他にどんな渋の抜き方があるかを利用者の方に聞いてみると、米ぬかにつける、灰に水を含ませてまぶす等して渋を抜いたと教えてくれました。
  • いなくなった羊…デイには、いろいろな利用者さんが集まってきますが、逆に離れていく方もあります。今月は立て続けに2人の方が利用中止に。理由はそれぞれありますが、止めようと思うに至る前に、何とか対処できなかったのか…。また中止とまではいかなくとも、不満を漏らす方もあり、私自身の力不足を感じます。
  • いっしょに喜ぶ…今日のテキストのテーマは、「失われた者の回復と救い」ですが、見方を変えれば(それが別の意味で救いなのですが)「羊を見失う羊飼い」「息子に見離される父」つまり「力不足の全能者(無力な神)」と言えるでしょう。三好氏のことばを借りれば「権力者にできるまともなことは、少しでも権力的ではなくなること」でしょう。神は失望しません。捜し、そして待ちます。権力で無理やりつなぎとめたり、見捨てたりする方ではなく、多様な愛で包む方です。そして喜びの根拠となられる方です。渋柿を甘くする方です。神の愛に包まれた者は、喜びに満たされます。これこそ神の力の現われです。
  • 結び…今年の柿は豊作です。どこの家の柿の木もたわわに実がついています。もちろん渋柿も、です。神の愛に包まれて、喜びが内側から満ち溢れて来るよう、祈ります。

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