Posted on 10/04/2020 at 16:33, by matsumoto

主日礼拝メッセージ要約『ともにおられる主』(イエス・キリストの生涯 その128)(2020.10.4)

どうか、平和の主ご自身が、どんな場合にも、いつも、あなたがたに平和を与えてくださいますように。どうか、主があなたがたすべてと、ともにおられますように。(テサロニケ人への手紙第2 3章16節

■はじめに…先週10月1日は私の父の88歳(米寿)の誕生日でした。プレゼントは何にしようかと思案した結果、父の若かった頃、好んで被っていた“ハンティング帽”にしました。まだ近所の公園までは散歩できるだけの筋力はあるので、少しおしゃれをして気分良く出かけてくれれば、そんな思いで贈りました。ちょうどその日は“中秋の名月”で煌々と夜空に照っていました。

■仮庵の祭…翌日2日の日没からユダヤ三大祭りのひとつ“仮庵の祭”が始まりました。庭やベランダに“スッカー”という簡易な小屋を建てて、家族、親戚がその仮小屋で過ごします。収穫の恵みの感謝(出エジプト記23:16)という側面と、エジプトでの奴隷状態から解放されたイスラエル民族が、約束の地に行く40年間の荒野放浪生活を主が守ってくださった歴史(レビ記23:42-43)を記憶する側面があります。また壊れやすく、風雨に対して無防備な仮の住まいは人間存在の億弱さを表していると同時に、その脆い人間を覆っている主の守りが、過去も現在も、そして将来にわたってあることを覚える機会になります。

■水を注ぐ…仮庵の祭りでは、「水取りの儀式」がシロアムの池で行なわれました。大祭司が金の杓子をもってシロアムの池から水を汲み、イザヤ書12章を歌いながら行列を組んで神殿まで運びます。また祭壇の南西側に柳の木を立てました。そしてその水を祭司の庭にある祭壇の西に注ぎました。六日間新しい柳の木の枝を立てておき、仮庵の祭りの最後の日には、祭壇がある祭司の庭にすべてのイスラエルの巡礼者に(女性も子どもたちにも)開放されました。仮庵の祭りの最後の日には、祭壇の周囲を七回りしました。この時、巡礼者たちは祭壇の周囲を回りながら、詩篇の祈りを切にささげました。水がないため渇いてしおれて行く柳の木の枝を横に、「主よ。どうか私たちを救ってください。」(詩篇118:25)と叫びながら祈りをささげたのです。

■大声で叫ばれたイエス様…イエス様は仮庵の祭りの最終日、神殿の祭司の庭に出て行かれ大声で叫ばれました。「だれでも渇いているなら、わたしのもとに来て飲みなさい。わたしを信じる者は、聖書が言っているとおりに、その人の心(=腹)の奥底から、生ける水の川(=聖霊)が流れ出るようになる」(ヨハネ7章37、38節)

■結び…仮庵の祭りのこのとき、救い主イエス様が贈り物として聖霊を皆さんお一人ひとりの内側に注いでくださっていることを信じ、感謝します。

《追記》

zoom参加を希望される方は10時15分-25分の間に

ミーティングID: 619 286 4474

パスコード: 3D3M69

でアクセスしてください。

※注意事項

①礼拝参加時はマイクをミュートにすることをおすすめします(ミュートにしないとハウリングして音声が聞き取りにくい場合があります)

②イヤホンを使用すると音声が聞き取りやすい場合があります

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