Posted on 09/04/2022 at 16:32, by matsumoto

主日礼拝メッセージ要約『律法 (ルール)を超える神の愛』(新約に引用されている旧約 その15) (2022.9.4)

「イスラエル人の間で、最初に生まれる初子はすべて、人であれ家畜であれ、わたしのために聖別せよ。それはわたしのものである。」(出エジプト13章2節) /― それは、主の律法に「母の胎を開く男子の初子は、すべて、主に聖別された者、と呼ばれなければならない。」と書いてあるとおりであった。(ルカによる福音書2章23節)

◆はじめに…先週の木曜日に阿部寛主演の映画『異動辞令は音楽隊』を観てきました。ザ・昭和を思わせるような熱血鬼刑事成瀬(=阿部寛)が、部下の内部告発で刑事課から広報課の音楽隊に栄転⁉させられ、はじめは不本意な境遇でしかなかった音楽隊の隊員たちとの関わりの中で人間的に成熟していく、そんなストーリー。その中で印象的なセリフ“ルールを超える緊急事態というものがある”

◆初子の聖別…出エジプトの際、主は10の災いをエジプト全土に下しました。その第十番目の災いが“すべての初子の死”でした。その際、主は、かもいと門柱にほふった羊の血を塗ることで、エジプト人とイスラエル人を区別する目印としました。それによってイスラエル人の初子は死を免れました。つまりイスラエル人の初子は、主によっていのちを救われたのです。ですから「最初に生まれた初子はわたしのもの」(出エジプト記13章2節)と主は言われました。だから聖別してささげよ、そう主はイスラエルの民に告げられました。

◆幼子イエス様の聖別…律法に従って聖別する(ささげる)ため、ヨセフとマリヤは初子のイエス様をエルサレム神殿に連れて来ました(ルカ2章22節)。それ以後もイエス様を連れて過越の祭りには毎年エルサレムに出かけ (同41節)、イエス様が十二歳になられた年も都に上り、祭りの期間を過ごされました(同43節)

◆イエス様の最初のみことば…ユダヤ人共同体では十三歳で成人になるため、その前年までに必要な教育をします。十二歳は教育の仕上げ段階と言えます。ルカはここでイエス様の語ったみことばを、はじめて記しました。「どうしてわたしをお捜しになったのですか。わたしが必ず自分の父の家にいる(わたしの父の仕事をする)ことを、ご存じなかったのですか」(同49節)。ヨセフとマリヤは、そのイエス様のことばの意味が分からなかった(同50節)。異質な者を排除したり、抑圧したりせず、あるがままを受け入れ、分け隔てなく永遠のいのちを与える御業、それが父の仕事であり、イエス様の仕事です。その働きは律法(ルール)に縛られることはありません。律法(ルール)を超える愛の緊急事態でからです。

◆結び…イエス様は、みことばを語られます。その意味が分からなくても、心に留め、イエス様の愛に生かされていることを感謝する霊性が開かれますように。

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