Posted on 02/08/2023 at 18:47, by matsumoto

主日礼拝メッセージ要約『シェマー イスラエル』(新約に引用されている旧約 その35)(2023.2.5)

聞きなさい。イスラエル。主は私たちの神。主はただひとりである。(申命記6章4節) /イエスは答えられた。「一番たいせつなのは、これです。『イスラエルよ。聞け。われらの神である主は、唯一の主である』」 (マルコ福音書12章29節)

◆はじめに…昨年来、強盗詐欺事件が連続して発生し、被害総額は60億円の上るとも。日本社会を闇が覆っています。指示役はフィリピンの収容施設の中から、SNSで闇バイトを募集して、操っていたと報じられています。この闇の世に光を遣わされるのは天地創造の神様です。

◆神(エロヒーム)…今日のテキストの箇所は、いわゆる“シェマー”と呼ばれる箇所です。この箇所を正統派ユダヤ教徒は、朝夕に朗唱します。ここに記されている「神」はヘブル語では「エロヒーム」で、複数形で表されています。「それではユダヤ教の神様は多神教?」というような疑問が生じます。キリスト教神学の解釈では“三位一体の神”ということなります。この複数形で表される神様は“多様性”を持ったお方であり、“関係性”を重んじるお方だということです。

◆主はただひとり(エハド)…その多様性と関係性を大切にされる主は、ただひとり(唯一)だと、みことばは告げています。ヘブル語で「エハド」です。韓国語は主を“하나님(一様!)”と表現していて、“唯一なる主”をもっとも良く言い表しています。ただこの「エハド」は単に唯一なる主、神々に対する一神を意味するだけではなく、ことばと行いで“一貫性”を持って私たちと永遠に関わられる方だという意味を持った語です(Janzen.J.G)。この「エハド」はヘブル語訳の新約聖書のヨハネ17章21節で使われています。「父よ、あなたがわたしにおられ、わたしがあなたにいるように、彼らがみな一つ(エハド)となるためです」

◆主を愛し隣人を愛せ…私たちの主なる神様は、違いを認め(多様性)、自我を超越し(関係性)、いつまでも共におられる方(一貫性)です。その似姿として私たちは造られ、生かされています(創世記1章26-27節、エペソ1章4-5節)。主の変わることのない愛に感謝し、その愛に力を受け、聖霊の感動(あわれみの心)で隣人に接し、永遠のいのちを生きられますように(ルカ10章25-37節参照)。

◆結び…最後にイエス様が教えて下さったシェマーを朗唱します。「一番たいせつなのはこれです。『イスラエルよ。聞け。われらの神である主は、唯一の主である。心を尽くし、思いを尽くし、知性を尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。』次にはこれです。『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。』この二つより大事な命令は、ほかにありません。」(マルコ12章29-31節)

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