Posted on 04/26/2026 at 08:27, by matsumoto
《聖書箇所》レビ記14:1-15:33/②列王記7:3-20/ルカ8:42b-48
《ギホンの泉》~分かち合いの呼び水~
指先が触れた光
門の外には 乾いた砂と風
「汚れた者」と記された背中に
愛する人の手のぬくもりは届かない
神の神殿も 家族の食卓も
見えない境界線の向こう側にある
レビの記す 厳かな掟は
清さと汚れを 峻烈に分かつ
けれど それは拒絶の言葉ではなく
いつか「宿営」へ帰るための 約束の地図
サマリアの門に座す 四人の影
「座して死を待つよりは」と
震える足で 絶望の闇を踏み出した
その一歩が 沈黙の夜を震わせ
飢えた町に 思いがけぬ吉報を運ぶ
十二年の歳月を 孤独に編んだ女
人混みに紛れ 声を押し殺し
ただ一筋の 希望の房に指をかける
「汚れた手」が触れたのは 呪いではなく
すべてを包み込む 聖なる癒やしの源
主は立ち止まり 彼女を「娘」と呼ぶ
隠れていた心に 初めて陽が射し
隔離の檻は 静かに崩れ去った
もはや あなたは一人ではない
その傷跡さえも 清められた証
私たちは皆 境界線の外にいた者
けれど 主の愛は掟を越えて歩み寄り
汚れを飲み込み 命へと変える
放たれた鳥が 青空に溶けるように
今 新しい足どりで 群れの中へと歩き出す
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