Posted on 01/29/2012 at 07:10, by matsumoto
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すなわち、青服のすその回りに金の鈴、ざくろ、金の鈴、ざくろ、となるようにする。アロンはこれを務めを行なうために着る。彼が聖所にはいり、主の前に出るとき、またそこを去るとき、その音が聞こえるようにする。彼が死なないためである。(出エジプト28章34-35節)
■ はじめに…先週、福重隆さんが、主の啓示(幻)を頂いた、と話してくれました。それは朝、目覚めると「チーン」という、何とも心地よい鈴の音がして、肩の重荷が軽くなってスッキリしたというものでした。(同時に山の上を黒雲が流れていく幻も見たそうです。)
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■ 金の鈴…人は誰でも、ズッシリと重たい荷を背負いながら人生行路を旅しています。その旅の目標は、神(主)に近づく歩みであり、また同時に隣人に近づく歩みです。それは大祭司がとりなしのために、エポデ(栄光と美を表す聖なる装束)と呼ばれる服を着て、主の前に進み出る歩みと同じです。重荷を負っている隣人に寄り添い、隣人が生きるために“金の鈴”(祈り手)になるよう、私たちを招いておられます。
■ 贖罪の日…大祭司は年に一度、「贖罪の日(ヨム・キプール)」と呼ばれる祭日に、一人で至聖所に入っていきました。また、この日一日、会衆は断食をし、イザヤ書58章を朗読します。そして特に言葉で犯した罪に対する悔い改めの祈りを、主に捧げることになっています。(イエス様も「口から出るものが人を汚す」とおっしゃっています。)
■ トイレが至聖所…ところで、義父が夜中トイレに行くとき、必ず家内も起きて付き添います。その様子は、大祭司がエポデを着て至聖所に入っていく様と重なって見えます。そこで家内は、粛々と父の世話をします。尊い“金の鈴”の奉仕です。私たちが“金の鈴”となって隣人に寄り添うとき、それが礼拝となり、聖域が広がり、この地に神の国が回復します。
■ 結び…新しい週、お一人ひとりが置かれた場所にあって、隣人に寄り添い、“金の鈴”の奉仕を通して主の栄光が現されるよう、祝福して祈ります。
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