Posted on 03/02/2014 at 05:40, by matsumoto

主日礼拝メッセージ要約『最善をくださる主』(信仰シリーズその10)(2014.3.2)

そのように、信仰は聞くことから始まり、聞くことは、キリスト(について)のみことばによるのです。

(ローマ10章17節)

■    はじめに…先週、「介護におけるコミュニケーション」という研修会に参加しました。介護の仕事で目指すものは「その人がその人らしく暮らすためのお手伝い」。そのためには利用者、その家族の願いを聞き取り、介護する側の思いを正しく理解してもらうコミュニケーションのスキルが大切で、その第一歩がニッコリ笑顔とうなずきで聞く姿勢。

 

■    聞くこと…聖書は旧新約全巻を通して“聞く”ことを求めています。また逆に、主が聞いて下さる方であることが記されています。旧約では「主のことばを聞け」とイスラエルの民に繰り返し語られています。新約では主イエス様が弟子や群衆に向かって「聞く耳のあるものは聞きなさい」(マルコ4章9節、ルカ14章35節他)と語られています。

■    聞かれない祈り?…信仰者として主に最も聞いてほしいことは、何といっても祈りでしょう。祈った祈りは百パーセント聞いて欲しいと願います。しかし、往々にして主は、私たちの祈りを聞いて下さらないときがあります。なぜでしょうか。

■    最善をくださる主…それは私たちの無意識の深いところ、または表面的な誤解や錯覚を主がご存知だからです。主は最も善きものを私たちに与えられるお方です。聞かれない祈りは、最善ではなく、第2、第3、あるいは必要のない、むしろ害を与えるような事柄なのでしょう。「してみると、あなたがたも、悪い者ではあっても、自分の子どもには良い物を与えることを知っているのです。とすれば、なおのこと、天の父が、求める人たちに、どうして聖霊を下さらないことがありましょう」(ルカ11章13節)とイエス様は語られています。私たち信仰者にとって最善のものは聖霊です。愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制。

■    結び…新しい週、私たちの祈りを聞き、聖霊を送って下さり、たとえ困難の中にあっても寄り添ってサポートしてくださる主に栄光がありますように。

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