Posted on 07/19/2015 at 19:16, by matsumoto

主日礼拝メッセージ要約『エルサレムの平和』(賛美シリーズ その14)(2015.7.19)

 

エルサレムの平和のために祈れ。「おまえを愛する人々が栄えるように。おまえの城壁のうちには、平和があるように。おまえの宮殿のうちには、繁栄があるように。」(詩篇122篇6-7節)

 

  • はじめに…過日、「愛を積むひと」という映画を観ました。東京の下町から北海道に移り住んだ夫婦。仕事一筋だった夫が手持ち無沙汰になるのを気遣って、妻が石塀づくりを頼む。完成を見ることなく、まもなく心臓発作で妻が他界。その後も妻の夢を叶えるためにひとつ、そしてまたひとつと、石を積み続ける夫…。
  • 城壁…城壁は外敵、災禍からの守りの象徴です(エレミヤ1章18-19節)。ですから城壁の内側は平安です。また自制心(節度・礼節)が保たれていることの象徴です(箴言25章28節)
  • 旧市街…ソロモンが神殿を建てた(紀元前10世紀)場所が、現在のエルサレムの東のはずれ、 四角く城壁に囲まれた、旧市街地(約1平方㌔メートル)と呼ばれる場所です。 ゼルバベルも同じところに再建(紀元前515年)しました。この場所は「モリヤの山」 といわれるアブラハムがイサクをささげたところでもあります(創世記22章2節)。現在「岩のドーム」が建っています。その西側には「聖墳墓教会」(ゴルゴタの丘があった場所)があります。この旧市街はユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地です。いさかいも絶えませんが、せめぎ合いつつお互い共存しています。
  • エルサレムの平和…平和は与えられるものではなく、イエス様が語られたように、“つくり出す”ものでしょう。しかし平和は武力で得るものではなく、キリストの十字架によって敵意を廃棄することです。エルサレム(約125平方㌔メートル)の平和は、この地上のことにとどまらず、天上に及んでいます(黙示録21章2、10節)。むしろ天上のエルサレム(約308025平方㌔メートル)から地上に流れて来るものです(同16節)。今日も主が、私たちの内に礎石を据え、平和の城壁、そして聖霊の宮を築いて下さっています。
  • 結び… 新しい一週間、主の平和を顕す皆さんお一人ひとりであるよう、祝福して祈ります。

You can follow any follow up comments to this entry through the RSS 2.0 feed.

Comments are closed.

アーカイブ ログイン お問い合わせ