Posted on 06/19/2016 at 04:29, by matsumoto

主日礼拝メッセージ要約『香壇(聖なる幕屋 その3)』(ヨベルの年 第41週)(2016.6.19)

 

 

あなたは、香をたくために壇を作る。それは、アカシヤ材で作らなければならない。(出エジプト記30章1節)

 

  • はじめに…来月から私の働いている介護施設で、新事業部が立ち上がります。私も、その事業部のオープニングスタッフになり、生活スタイルをどのようにするか、思案中です。すでに、みことばが与えられていますから平安です。
  • 高さ2キュビト…前回は至聖所にある“あかしの箱”について学びました。今回は至聖所の垂れ幕の前に安置された“香壇”について学びます。香壇の寸法は高さが2キュビト(約88センチ)で、聖所の備品の内で最も背の高いものです。これは奉仕の中で祈りが最高の努めであることの象徴です。そして「2」という数から、聖霊なる神とのともなる祈り(ローマ8章26-27節)と、心を合わせて神に祈るときに、必ず聞いて下さる(マタイ18章29節参照)という神様の約束を覚えることができます。
  • あかしの箱に最も近い…また香壇は、至聖所の“あかしの箱”の最も近くにある(出エジプト30章6節)ことから、祈るとき、私たちが主に最も近くにいること、否、主が私たちに最も近くにおられることを示しています。
  • 材質はアカシヤ材…その材質は、アカシヤ材で作られおり、それを純金が覆っていることから、主イエス様の人性と神性、すなわち大祭司としてのイエス様の象徴となっています(ヘブル2章17-18節、同3章6-7節)。
  • 決して揺らぐことはない…また、香壇には2つの金環(4つではない)があります(出エジプト30章4節)。この金環に、かつぎ棒を通して荒野を移動する訳ですが、どんなに傾斜がある場所を通るときにも、香壇は絶えず垂直を保ち、天を向いています。ここに、どんな境遇になっても(十字架に掛かられても)揺らぐことなく、とりなしの祈りをされた主の姿を見ることができます。そしてその祈りは、最後の最後まで決して地に落ちることなく、父なる神に届く祈りなのです。
  • 結び…今週も、大祭司イエス様のとりなしの祈りに支えらている幸いを確信しつつ、喜びと祈りと感謝に満ちた皆さんとなるよう、祝福して祈ります。

 

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