Posted on 07/03/2016 at 18:33, by matsumoto
幕屋を十枚の幕で造らなければならない。すなわち、撚り糸で織った亜麻布、青色、紫色、緋色の撚り糸で作り、巧みな細工でそれにケルビムを織り出さなければならない。(出エジプト記26章1節)
- はじめに…今月から自転車通勤を始めました。教会(自宅)から職場まで約35分掛かりました。往復でほぼ1時間。日々の健康の維持管理とガソリン代節約の効果が楽しみです。
- 4枚の幕…さて、今日は幕屋を覆う4枚の幕から、御言葉を聞きたいと願っています。幕屋の幕の構造は、内側から①亜麻布、②山羊の毛、③雄羊の皮、④ジュゴンの皮の、4重の構造になっています。それは人間の皮膚の構造(筋肉、皮下脂肪、真皮、表皮)に似ています。そして構造とともに機能があるように、4重の幕は、それぞれに霊的な働きを象徴しています。
- 亜麻布の幕(ミシュカーン)…私たちが家を建てるとき、「どんな天井にしようか?」と、天井から考える人は、まずいないでしょう。ところが主は、天井としての亜麻布の幕の製造から指示されました。巧みな細工でケルビムが織り出されていました。聖所(そして至聖所)に入る者だけが見ることができました(創世記3章20節参照)。また、この幕は2枚をつつなぎ合わせて作られました(エペソ人への手紙2章21-22節参照)。
- 山羊の毛で織られた幕(オーヘル)…ベトウィン(アラブ系の遊牧民)の多くは、山羊の毛で作られたテントで生活していて「毛の家」と呼んでいます。黒ずんだ色をしています。つまり山羊の毛で織られた幕は、罪の象徴であり、罪のためのいけにえとなられたイエス様の象徴です。11枚の幕で出来ていて、5枚(恵み)と6枚(人)の幕がつなぎ合わされています。
- 雄羊の皮の幕…3枚目の幕は、赤くなめした雄羊の皮の幕です。身代わりとなって十字架に掛かられたイエス様の象徴です。この幕は内側からも外側からも見ることは出来ません。霊眼によってのみ見ることが出来ます(黙示録19章13節参照)。
- ジュゴンの皮の幕…そして一番外側の幕が、ジュゴンの皮で出来た幕です。見栄えのするものではありません。この幕は、苦難のしもべの象徴です。
- 結び…私たちを完全に覆って下さり、内側に満ちておられる主に感謝を捧げます。
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