Posted on 03/25/2018 at 19:31, by matsumoto
さて、この土地に、羊飼いたちが、野宿で夜番をしながら羊の群れを見守っていた◆すると、主の使いが彼らのところに来て、主の栄光が回りを照らしたので、彼らはひどく恐れた◆御使いは彼らに言った。「恐れることはありません。今、私はこの民全体のためのすばらしい喜びを知らせに来たのです◆きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです◆あなたがたは、布にくるまって飼葉おけに寝ておられるみどりごを見つけます。これが、あなたがたのためのしるしです。」◆すると、たちまち、その御使いといっしょに、多くの天の軍勢が現われて、神を賛美して言った◆「いと高き所に、栄光が、神にあるように。地の上に、平和が、御心にかなう人々にあるように。」◆御使いたちが彼らを離れて天に帰ったとき、羊飼いたちは互いに話し合った。「さあ、ベツレヘムに行って、主が私たちに知らせてくださったこの出来事を見て来よう。」◆そして急いで行って、マリヤとヨセフと、飼葉おけに寝ておられるみどりごとを捜し当てた(…)◆羊飼いたちは、見聞きしたことが、全部御使いの話のとおりだったので、神をあがめ、賛美しながら帰って行った。(ルカによる福音書2章8-20節)
- はじめに…最近、ひょんなことから、身近なところに、ある数学者がいらっしゃることを知りました。それでその方のことを調べていくうちに、ペレルマンというユダヤ系ロシア人の数学者に行き着きました。ご存知の方もあると思いますが、「ポアンカレの予想」という、約百年間、誰も解くことのできなかった数学的難問を証明した人物です。その彼が生涯、数学者として生きる動機となったのが「キリストが水の上を歩くことが出来たのはなぜか」という問いに答える(証明する)ことだったのです。「水の上を歩くなんて、馬鹿げた話だ」として(クリスチャンも含め)一笑に付す人は多いのでは? みことばと真っ向から向き合うとき、新たな霊の世界が啓かれます。
- 礼拝者になった羊飼い…今日のテキストは、天使が、野宿して夜勤(夜番)をしていた羊飼いたちに、イエス様の誕生を知らせる、という内容です。その知らせに天の軍勢が加わり、声を合わせて賛美し、その賛美に促されるように羊飼いたちはイエス様のお生まれになった現場へ駆けつけ、事実を目の当たりにし、自ら神をあがめ、賛美する者、すなわち礼拝者となったのです。
- 結び…受難週のはじまりの棕櫚の主日、私たちの唇が「ホサナ、神に栄光、地に平和」と賛美しますように。
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