Posted on 05/20/2018 at 21:54, by matsumoto

主日礼拝メッセージ要約『聖霊降臨』(イエス・キリストの生涯 その19)(2018.5.20)

 

五旬節の日になって、みなが一つ所に集まっていた。すると突然、天から、激しい風が吹いてくるような響きが起こり、彼らのいた家全体に響き渡った。また、炎のような分かれた舌が現われて、ひとりひとりの上にとどまった。すると、みなが聖霊に満たされ、御霊が話させてくださるとおりに、他国のことばで話しだした。(使徒の働き2章1-11節)

  • はじめに…今日は、天の父なる神が「もうひとりの助け主、聖霊を送る」と約束された聖霊の降臨を感謝し、記念する日(五旬節)です。イエス様の生涯において、父なる神の愛を注ぎ、歩みを導かれた聖霊が、この日、弟子たち一人ひとりに降られ、内住されました。それは、いにしえからの父なる神のご計画であり、愛でした。そして今も聖霊は、一人ひとりに内住して下さっています。
  • 五旬節…五旬節は、過越の祭の二日目の朝から数えて50日目に行う祭です。聖書では「収穫の祭」(出エジプト23章16節)、「七週の祭」(同34章22節、申命記16章10節)と呼ばれています。また50日目を意味するペンテコステ(ギリシヤ語)、五旬節、シャブオット(ヘブル語)と呼ばれています。この祭は、モーセが十戒を付与されたことを記念する日としても知られています。出エジプトしたイスラエルの民が紅海を渡って50日目に、シナイ山でモーセは神から十戒を与えられました(出エジプト19、20章参照)。石の板に主の指によって書かれた律法、これはイエス様が復活され50日後の聖霊降臨の予表です。
  • 約束の時…イエス様は、弟子たちと過越の祭の食事をしている時、「もうひとりの助け主を送る」、また復活後、昇天される時に「都にとどまって父の約束を待ちなさい」と言われました。「五旬節の日になって…」の“なって”は「時が満ちて」という意味です。イエス様が復活されて50日目、時が満ち、助け主なる聖霊が降臨されました。モーセが律法を付与されて1500年後の出来事であり、父なる神の愛の計画が成されました。
  • 私たちの内に住まわれる…父なる神は、いつも私たちの中にいることを願っておられます(出エジプト25章8節)。人となって来られたイエス様は、いつも私たちの間に住まわれました(ヨハネ1章14節)。聖霊は私たちの内に住まわれる(同14章17節)ために降臨されました。「あなたの中に住まう」「あなたと共にいる」という父なる神の愛は、イエス様の降誕、聖霊の降臨によって確かなものとされました。
  • 結び…今日の記念すべき日に、バプテスマを受けるJ君、K君の内に聖霊が住まわれ、父なる神、イエス様の愛が満ちますよう祈ります。

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