Posted on 02/23/2020 at 15:44, by matsumoto

主日礼拝メッセージ要約『恵みの旅』(イエス・キリストの生涯 その96)(2020.2.23)

彼は私たちのところに来て、パウロの帯を取り、自分の両手と両足を縛って、「『この帯の持ち主は、エルサレムでユダヤ人に、こんなふうに縛られ、異邦人の手に渡される』と聖霊がお告げになっています」と言った。(使徒の働き21章11節)

  • はじめに…先週の14日(金)から3日間、壱岐を訪ねました。“荒天”の天気予報とは裏腹に、素晴らしい春の陽気で、主の恵みに溢れていました。今回の壱岐訪問は、今年8月に開催を計画している日韓ジョイントチャリティーライブの話し合いが主な目的でした。話し合いに集まった一人ひとりが思いを率直に出し合い、ライブに向けて一層、絆が堅く結ばれたことを実感しました。
  • キリシタン史跡巡り…実は、主な目的の他、もうふたつ、大切な目的がありました。そのうちのひとつが、壱岐島のキリシタン史跡を訪ねることでした。壱岐には数多くのキリシタン史跡があります。安国寺のメンシア=日本最初のキリシタン大名・大村純忠の五女の拝塔であったり、“絵踏(えぶみ)”と呼ばれている踏み絵が行われた浜辺であったり、キリシタン達が密かに信仰の灯を心にともしながら礼拝するために祠の下に隠した聖母子像だったり、獄屋跡等々です。可能な限り巡れればと考えていたところ、行きたい所はすべて回ることができました。ただ史跡の管理が出来ておらず、竹藪に覆われて足を踏み入れることができなくなっているところも多数あり、環境を整備して何とか後代の人に継承していきたいと願いを新たにしました。
  • デイサービス設立…もうひとつは、壱岐教会での牧会時代から十数年来交流のあるFさんが、今秋、設立を目指しているデイサービスの候補地を視察することでした。5、6カ所の候補地を回りながら純粋な理念と覚悟を持ち、背水の陣で挑んでいるFさんに伴走して応援したいと強く思いました。
  • 御霊に持ち運ばれて…滞在中、何度か食事に誘われる機会がありましたが、そこで「先生は、首に縄をつけられて連れまわされているのでは? 牧師としての本来の活動と矛盾はないのか?」などと聞かれました。多くを語らない私の本心が何かを確かめたかったのでしょう。実際は“御霊”に体ごと持ち運ばれているのです。無限に広がる霊の海を航海しているのです。その寄港地として壱岐に主が導かれたのです。
  • 結び…再び壱岐の人々との出会いを与えてくださった主に感謝します。そして新たな使命を託してくださっている主にお応えできるよう、祈りつつ、信仰の旅を続けたいと願います。

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