Posted on 08/15/2021 at 19:01, by matsumoto

主日礼拝メッセージ要約『パウロ殺害の陰謀』(イエス・キリストの生涯 その172)(2021.8.15)

ところが、パウロの姉妹の子が、この待ち伏せのことを耳にし、兵営にはいってパウロにそれを知らせた。(使徒の働き23章16節)

  • はじめに…本日8月15日は、「敗戦(終戦)記念日」です。隣国韓国では光復節(광복절)としています。 いずれにおいても戦い、そして憎悪といった暗闇の世から解放され、希望の光が心の奥底にまで差し込む記念として共々に今日の日を覚えられたらと思います。
  • 良心…人間の科学は顕微鏡と望遠鏡の発達とともに進んできたと言っても過言ではないでしょう。高性能の望遠鏡で宇宙の成り立ちが解明されつつあり、精密な顕微鏡で人間を含む生き物、物質の構造が解明され、医学の発達によって不治の病とされていた様々な病気の治療が可能になってきました。ただ科学的知識は人類社会に幸福をもたらすと同時に不幸をももたらす諸刃の剣です。知識の蓄積とともに大切なのが“良心”です。パウロは「全くきよい良心をもって、神の前に生活して来ました」(使徒の働き23章1節)と議会で語っています。良心について、かつてある人が「善き良心は天国を眺める最良の望遠鏡である」と述べています。とすると「天国を目指して、主とともに生活して来ました」とパウロのことばを言い換えることができるでしょう。同志社大学の正門に「良心の全身に充満したる丈夫(ますらお)の起り来(きた)らん事を」 (良心が全身に充満した青年が現れることを)と記された良心碑があります。
  • 夜…昼、地にて働き、夜、天に想いを向けて祈る、これが良心をもって生活することでしょう。そのルーティンの中で “その夜(The Night)”主がパウロに語られました。「勇気を出しなさい」(使徒23章11節、同16章9節、同18章9節)。夜、祈る時、すなわち全き良心に満ちる時、主によって力が与えられ、道が示されたのです。そのパウロの薫陶(くんとう)を受けた若者たちが福音の証し人として立てられていきました。テモテしかり、テトスしかり。そして今日のテキストに登場する“パウロの姉妹の子”しかり。と言ってもパウロも欠けも弱さももった人の子。しかし欠点、弱さがあるゆえに、主の恵みが注がれ、主を仰ぎ見る生涯を全うし得たのでしょう。
  • 結び…新しい週の一日一日、主を見上げて主とともに生活するルーティンのなかで、力を得て歩ませていただきたいと切に願います。

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