Posted on 02/20/2022 at 19:23, by matsumoto

主日礼拝メッセージ要約『信仰義認-主が備えてくださる』(イエス・キリストの生涯 その200) (2022.2.20)

良い知らせを伝える者の足は山々の上にあって、なんと美しいことよ。平和を告げ知らせ、幸いな良い知らせを伝え、救いを告げ知らせ、「あなたの神が王となる」とシオンに言う者の足は。(イザヤ書52章7節)/彼遣わされなくては、どうして宣べ伝えることができるでしょう。次のように書かれているとおりです。「良いことの知らせを伝える人々の足は、なんとりっぱでしょう。」(ローマ人への手紙10章15節)

  • はじめに…デイサービスでは利用者さんの様々な支援(介護)を行ないますが、やはり一番気を付けるのは転倒防止のための見守りといっても良いでしょう。立ち位置が大切です。近過ぎず、遠過ぎず、ちょうどよい距離が利用者スタッフ双方にとって心身両面の質の高いサポート環境になります。今、北京五輪で活躍しているカーリングのチームを育てた本橋麻里さんは、選手との距離を「一歩引くと他人事になっちゃうけれど、半歩引いてサポートする」ことが大事と語っています。言い得て妙です。イエス様と私たちとの関係もそうかも知れません。
  • 王即位の歓喜…今日のテキストはイザヤ書52章です。今日の箇所は、エルサレムに残っていた民(見張り人)が、帰還してくる同胞を発見して対面する場面です。それは王が即位する時のような歓喜に溢れた対面でした。「あなたの神が王となる」との宣言が響いていました。その知らせを伝える者の足は美しいと、イザヤは語ります。
  • 足…ここで使用されている“足(=ヘブル語)”と同じ語は、ヨシュア記3章13、15節で使われています。主のことばを聞いたヨシュアの伝えることばを民が信じて起こった「ヨルダン渡河」の出来事です。時は第一の月の10日でした。
  • 山…また、“山々(=ヘブル語)”創世記7章19節、8章5節で使われており大洪水の後、「ノアの箱舟」がアララテ山にとどまり、水が引いた後、ノアは箱舟の外に出て、祭壇を築き、全焼のいけにえをささげました。ノアも神とともに歩み、主の命じられた通りに箱舟を作りました。それと創世記22章2節のモリヤの山です。アブラハムの「イサクの奉献」です。パウロは信仰による義をロマ書で明らかにしました。「人は心に信じて義と認められ、口で告白して救われる」「主の御名を呼ぶものは、だれでも救われる」(ロマ書10章10、13節)。いずれも“過ぎ越し”が背景にあります。
  • 結び…イエス様は過越の祭りに際して、晩餐で弟子たちの足を洗い、ゴルゴタの丘(山)へ歩まれました。主は私たちの必要をすべて備えて下さいます。

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