Posted on 04/02/2023 at 16:50, by matsumoto

主日礼拝メッセージ要約『主のプランに委ねる』(新約に引用されている旧約 その42)(2023.4.2)

今は、あなたの王国は立たない。主はご自分の心にかなう人を求め、主はその人をご自分の民の君主に任命しておられる。あなたが、主の命じられたことを守らなかったからだ(①サムエル13章14節) /それから、彼を退けて、ダビデを立てて王とされましたが、このダビデについてあかしして、こう言われました。『わたしはエッサイの子ダビデを見いだした。彼はわたしの心にかなった者で、わたしのこころを余すところなく実行する。』(使徒の働き13章22節)

◆はじめに…壱岐の二次離島原島に引っ越して10日。しばらく引っ越しの整理でバタバタでしたが、少し落ち着いてきたところです。引っ越し荷物を運ぶために軽トラックを貸してもらったり、ベッドを作ってもらったり、お米や海藻や野菜のお裾分けを頂いたり、島の人たちの見返りを求めない、やさしさに日々、触れています。それと同時に、自然の前で予定変更を余儀なくされることで、謙虚になることのトレーニングをも受けています。そのような中、日々、人間らしさを学び、回復する機会を得ています。

◆思い切って…私たちは、生活のあらゆる場面で、躊躇することなく“思い切って”決断をしなければならないことがあります。ただ、その決断の根っこ、動機が問題です。私たち信仰者にとっては“主のみこころ”が決断の根っこです。今日のテキストでサウル王は、「思い切って」全焼のいけにえをささげています。しかし、この思い切りは信仰による決断ではなく、サウルの人間的な動機によるものでした。サムエルから「先にギルガルへ下り、私が着くまで七日間、待ちなさい」(①サムエル10章8節)と指示がありましたが、七日目になってもサムエルが来ず、民が離れて行きそうになったため、本来、祭司サムエルの職務である全焼と和解のいけえを自らささげる越権行為をしたのです。実際は七日目は終わっていなかったにもかかわらず、あとほんの僅かな時を待ちきれなかったのです。

◆主のプラン…私たちは自然のサイクルの中で生活をしています。それに逆らうことは出来ません。たとえば大潮の時、潮の干満の差がもっとも大きいのですが、その時には、希望する時間帯のフェリーに自動車を載せることが出来ないことがあります(今回体験しました)。つまり自然のサイクルの前で、自らのプランを変更せざるを得ないのです。自然のサイクルを司っているのは天地創造の主です。主のプランの前では私たちの欲望のプランは変更を迫られます。思い切って、自らのプランを押し通すことは、主の御心に対する不信になります。

◆結び…主イエス様はすべてを成し遂げて下さる方です。自然を司り、私たちを愛して下さっている主イエス様のプランに従っていけるよう、祈り願います。

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