Posted on 04/16/2023 at 17:12, by matsumoto

主日礼拝メッセージ要約『主の約束とあわれみに賛美で応える』(新約に引用されている旧約 その44)(2023.4.16)

それゆえ、主よ。私は、国々の中であなたをほめたたえ、あなたの御名を、ほめ歌います(②サムエル22章50節) /また異邦人も、あわれみのゆえに、神をあがめるようになるためです。こう書かれているとおりです。「それゆえ、私は異邦人の中で、あなたをほめたたえ、あなたの御名をほめ歌おう」(ローマ人への手紙15章9節)

◆はじめに…先週の木曜日、以前、勤めていた壱岐日々新聞社の同僚Tさんのご自宅を訪ねました。Tさんは私たち夫婦を歓迎してくれ、しばし楽しい語らいのときを持たせて頂きました。Tさんは身体に障害を負っていますが、宅配弁当の配達の他は、自立して一人暮らしをしています。各居室は小綺麗に整理され、誠実な暮らしぶりが伝わってきました。人と関わる機会がないことや何がしかの悩みもあるとのことでしたので、これから定期的に顔を合わせて交流の機会が持てたらと考えています。壱州人(生粋の島育ちの人)と旅の人(島外出身者)を、主は出会わせてくださり、共に生きる者としてくださっていることに感謝。

◆ユダヤ人と異邦人の救い…今日のテキストの主題は、“主の約束とあわれみに賛美で応える”です。“約束”はユダヤ人に対する救いの約束の履行、“あわれみ”は異邦人に対するあわれみゆえの救いです。これは主の、真実を貫く意志と、押しとどめることのできない愛の現れです。その愛と真実の主に日々、賛美で応えることが私たちの生かされている意味であり、人生の目的です。ハレルヤ(主よ、賛美します)との思いが心の底から溢れるなら、それは救いの印であり、救いの証しです。

◆共に主を賛美する…②サムエル記22章は、敵(異邦の民)に勝利した際、ダビデが歌った主への賛美です。パウロはローマ書15章で、異邦人伝道の困難な働きの中にあって、(強い)ユダヤ人も(弱い)異邦人もお互いいたわり合い、認め合い、共に主を賛美するよう、ローマにある教会の信徒に向けてことばをしたためています。強い人も弱い人も、どちらもイエス様から罪贖われた者であり、主から愛されている者同士なのだと。

◆結び…人は不真実であっても主は真実な方です。信仰の父アブラハムもダビデも、そしてパウロも罪、過ちを犯しました。そして私たちも。しかし、主は救い(祝福)の約束を履行する方であり、あわれみ深い方です。御心を成し遂げられ、私たちの弱さを担われる方です。主イエス様は、ハレルヤの賛美を受けるにふさわしい唯一のお方です。

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