Posted on 03/17/2024 at 19:54, by matsumoto

主日礼拝メッセージ要約『荒野に響くみことば』(新約に引用されている旧約 その81)(2024.3.17)

荒野に呼ばわる者の声がする。「主の道を整えよ。荒地で、私たちの神のために、大路を平らにせよ。」 (イザヤ40章3節) /彼は言った。「私は、預言者イザヤが言ったように『主の道をまっすぐにせよ。』と荒野で叫んでいる者の声です。」(ヨハネ1章23節)

◆はじめに…今日の聖書テキストの箇所を、キング牧師は「私には夢がある」(I Have a Dream)という演説の中で引用しています。以前、いとすぎ教会開拓当初の礼拝に参加していた故ラーキンス久枝さんは、そのキング牧師の演説を直接聞いて、感動したと語っていました。そして私に「キング牧師のようなメッセージを語る人になってください」と言われました。今も後も、彼の“靴の紐を解くほどに及ばない”小さき者ですが、もし許されるなら、いつの日かそんなメッセージを語らせて頂ければと、それこそ夢は持っていようと思います。

◆荒野で叫ぶ声…今日のテキストの主題は「荒野で叫ぶ声」です。“荒野”は、高い山と深い谷、そして曲がりくねった道なき道、それは生命を拒絶する、あるいは、すべてを飲み込むような、困難で危険な場所でありその象徴です。そしてそれはまた、人々の内の荒んだ心の状態と言えます。その人々の生きる世のただ中で叫ぶ者だと、バプテスマのヨハネは自分自身を表しました。『主の道をまっすぐにせよ(整えよ)』と語り、悔い改め(生き直し)のバプテスマを伝えました。

◆救いに反して救いを…道をまっすぐにするために、山を崩し、谷を埋め、平らにする必要があります。心の中のでこぼこ、すなわち優越感、劣等感、差別意識、偏見、あるいは誤った正義感や知識を自覚し、それらを取り除く必要があります。別の言い方をすれば、今、自分が常識(あるいは救い)だと信じて疑わないことを手放す必要があります。今ある救い(だと思っているもの)を手放して真の救いに信頼する必要があります。

◆主の御声…ダビテは毎朝、目覚めてから「あなたの恵みを聞かせてください。行くべき道を教えてください。敵から救い出してください」(詩篇143篇8-9節)と主を仰ぎ、祈りました。同様に私たちも毎朝、イエス様を真っ直ぐ見て、イエス様に信頼して荒野の中を一歩踏み出したいと思います。イエス様を真っ直ぐ見るとき、主の御声が荒野に聞こえてきます

◆結び…「見よ。わたしは新しい事をする。今、もうそれが起ころうとしている。あなたがたは、それを知らないのか。確かに、わたしは荒野に道を備え、荒地に川を設ける」(イザヤ書43章19節)

〔毎日曜午後6時からのリモート礼拝に参加希望の方は事前に090-9935-7053へ電話連絡後、 スカイプ名 nobuyuki matsumoto にアクセスしてください〕

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