Posted on 09/09/2012 at 08:35, by matsumoto

主日礼拝メッセージ要約『最善を尽くす』(結びシリーズ その8)(2012.9.9)

今日のみことば

ですから、私たちは、機会のあるたびに、すべての人に対して、特に信仰の家族の人たちに善を行ないましょう。 (ガラテヤ人への手紙6章10節)

■    はじめに…東日本大震災の津波で、多くのいのちが失われた中で、釜石市では小中学生3千人全員のいのちが守られ「釜石の奇跡」と呼ばれています。その奇跡を生んだのはしっかりとした防災教育があったゆえです。その柱に、①想定にとらわれない、②状況の中で最善を尽くす、③率先して避難するという、防災三原則があげられています。

■    想定にとらわれない…私たちはいろいろなものにとらわれてしまいます。ユダヤ人なら律法にとらわれ、日本人なら地縁血縁にとらわれています。「想定にとらわれない」ということは何事からも自由ということです。「キリストは自由を得させるために、私たちを解放してくださいました」(ガラテヤ5章1節)とパウロが記しているように、すべてのとらわれからイエス様が私たちを解放して下さっています。

■    最善を尽くす…想定にとらわれない、想定を超える自由な思いは、御霊の思いです。その御霊をイエス様が「聖霊を受けよ」(ヨハネ20章22節)と言われ、送ってくださいました。御霊の思いは罪をゆるし、復活の主を信じる思いです。私たちが尽くすべき最善は、隣人の罪をゆるし続けることと、復活の主を信じる信仰を生き続けることです。それが御霊のために蒔き、御霊から永遠のいのち(御霊の実)を刈りとる人生です。

■    率先避難…「まことに、あなたは私の避け所、敵に対して強いやぐらです。私は、あなたの幕屋に、いつまでも住み、御翼の陰に、身を避けたいのです」(詩篇61章3-4節)。世の大津波からの避難先は、主ご自身です。イエス様のふところです。まず私たちが率先してイエス様のふところに身を避けることです。

■    結び…今週一週間、皆さんお一人ひとり、御霊の自由の中で、罪ゆるす者として、また復活の主の信仰に生きる者として世に出て、最善を尽くせるよう、そして率先してイエス様のふところに飛び込めるよう、祝福して祈ります。

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