Posted on 03/16/2014 at 04:51, by matsumoto

主日礼拝メッセージ要約『心のきよい者は幸い』(信仰シリーズその12)(2014.3.16)

心のきよい者は幸いです。その人は神を見るからです。(マタイ5章8節)

■    はじめに…職場で1カ月に2、3度、朝のあいさつをする当番がまわってきます。昨日、その当番になったのですが、「今日は何の日」「誕生花・花言葉」を紹介することになっています。ちなみに昨日3月15日は「靴の日」、誕生花と花言葉は「ビオラ/揺るぎない魂」でした。

■    靴屋のマルチン…「靴の日」は戦中、輸入された軍靴が大きすぎたため、日本人の足に合う靴を作るために、日本初の西洋靴の工場「伊勢勝造靴場」(いせかつぞうかじょう・現リーガル)が開設されたことに由来しています。この靴造りに関連してトルストイの「靴のマルチン」を思い出します。妻子を亡くし明かりの窓がひとつあるだけの地下の狭い仕事場をかねたアパートで孤独に暮らしていたマルチン。友人の勧めで聖書を手に取り、みことばに触れるうちに「マルチン、マルチン。私はあなたのところに訪れます」というイエス様の声を聞き、真理を悟るというストーリー。

■    きよい心…イエス様は、「心のきよい者は幸い」と語られました。なぜなら神を見るからだと。マルチンが悟った真理は「最も小さい者のひとりにしたのは、 すなわち、わたしにしたのである」(マタイ25章40節)でした。私が神様を見るのは、どこか天の高いところにおられる抽象的な神様ではなく、今日出会う隣人、しかも小さくさせられている隣人の内に宿っておられるイエス様です。

■    揺るぎない魂…また、花言葉の「揺るぎない魂」から、すぐに思い起こすみことばといえば…。そうです。あのダビデが詩篇で歌っている「神よ。私にきよい心を造り、ゆるがない霊を私のうちに新しくしてください」(詩篇51篇10節)です。きよい心、ゆるがない霊によって、私たちはイエス様を見、イエス様と真実の出会いを体験する恵みが与えられています。

■    結び…新しい週、皆さんお一人ひとりが、イエス様と出会い、イエス様の愛を体験する歩みとなるよう、祝福して祈ります。

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