Posted on 11/02/2014 at 07:58, by matsumoto

主日礼拝メッセージ要約『御霊の思い=父なる神の喜び』(信仰シリーズその45)(2014.11.2)

 

人間の心を探り窮める方は、御霊の思いが何かをよく知っておられます。なぜなら、御霊は、神のみこころに従って、聖徒のためにとりなしをしてくださるからです。(ローマ8章27節)

 

  • はじめに…子どもたちのヒーロー、アンパンマン。その作者・やなせたかしさんが生前、おっしゃった言葉“人生は、よろこばせごっこ”。また、こうもおっしゃっています。「正義のための戦いなんてどこにもないの(…)正義は或る日突然逆転する。(…)正義は信じがたい。(…)ぼくは骨身に徹してこのことを知った。これが戦後のぼくの思想の基本になる。(…)逆転しない正義とは献身と愛だ。それも決して大げさなことではなく、眼の前で餓死しそうな人がいるとすれば、その人に一片のパンを与えること。これがアンパンマンの原点」(『アンパンマンの遺書』やなせたかし)
  • 聖霊…聖霊は、私たちのうちに宿り(Ⅰコリント6:19)、私たちが聖霊に満たされて、神に従うことができ、神が喜ばれることのみを喜ぶことができるように働いてくださいます(ローマ8章26~28節、エペソ5章18節)。
  • 自分だけの喜びではなく…私たち人間は、霊と肉を合わせ持った存在です。そして肉と霊の戦い(葛藤)があります。パウロの言うところの、古い自分(外なる人)と新しい自分(内なる人)のせめぎ合いです。罪の影響(自我と欲望の支配)を受けた肉は、自分の喜ぶことのみを考え、行動します。
  • 神が喜ばれる生き方を…一方、聖霊の導き(いのちと平安)に従って生きる新しい人は、神様から喜んで頂けることを願って生きます。私たちがそのことを意識し願う前に、聖霊ご自身が、私たちのために父なる神に、とりなしてくださっています。
  • 喜びを持って生きる…神様が喜んでくださる生き方とは、どんな生き方でしょう? イエス様の生き様にならって生きる生き方です。主に祈り、主の御声を聴き、出会う人々の隣り人になり、共に分かち合い、共に主を喜び合って生きる生き方です。その霊的境地を拓いてくださるために、イエス様は十字架を忍ばれ、よみがえられ、御霊を注いでくださいました。それは尽きることのない喜びの油です。
  • 結び…今週も皆さんが聖霊にある喜びを受けて生きるよう、祝福して祈ります。

 

 

 

《参照聖句》

ローマ8:27

人間の心を探り窮める方は、御霊の思いが何かをよく知っておられます。なぜなら、御霊は、神のみこころに従って、聖徒のためにとりなしをしてくださるからです。

 

ローマ8:5 -6

肉に従う者は肉的なことをもっぱら考えます(自分を喜ばせるためだけに生きています=リビングバイブル)が、御霊に従う者は御霊に属することをひたすら考えます(神様をお喜ばせしようとしている自分に気づくのです=リビングバイブル)。

肉の思いは死であり、御霊による思いは、いのちと平安です。

 

ローマ8:21

(新改訳)被造物自体も、滅びの束縛から解放され、神の子どもたちの栄光の自由の中に入れられます。

(リビングバイブル)私たちを取り巻く世界は、神の子どもたちが喜びをもって味わう、罪からの輝かしい解放にあずかるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぼくは優れた知性の人間ではない。何をやらせても中ぐらいで、むつかしいことは理解できない。子供の時から忠君愛国の思想で育てられ、天皇は神で、日本の戦争は聖戦で、正義の戦いと言われればそのとおりと思っていた。正義のために戦うのだから生命をすてるのも仕方がないと思った。

 

しかし、正義のための戦いなんてどこにもないのだ。正義は或る日突然逆転する。正義は信じがたい。

 

ぼくは骨身に徹してこのことを知った。これが戦後のぼくの思想の基本になる。

 

逆転しない正義とは献身と愛だ。それも決して大げさなことではなく、眼の前で餓死しそうな人がいるとすれば、その人に一片のパンを与えること。これがアンパンマンの原点になるのだが、まだアンパンマンは影もかたちもない。

『アンパンマンの遺書』 やなせたかし

 

人間が一番うれしいことはなんだろう?

長い間、ぼくは考えてきた。

そして結局、人が一番うれしいのは、

人をよろこばせることだということがわかりました。

実に単純なことです。

ひとはひとをよろこばせることが一番うれしい。

『もうひとつのアンパンマン物語』やなせたかし

 

 

 

 

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