Posted on 01/31/2016 at 04:59, by matsumoto
シオンからみおしえが出、エルサレムから主のことばが出る。(イザヤ書2章3節)
- はじめに… … 本主日は聖地巡礼旅行(イスラエル)の2回目の分かち合いをさせて頂きたいと思います。オリーブ山からシオンの丘(エルサレム)を展望しながら、観光ガイドのバラさんが40年のイスラエル生活から悟った、みことばの真理を中心にお話します。
- おくり池…西壁(嘆きの壁)に隣接する南の壁の手前に“いとすぎ”があったことを先主日にお話しました。その左の方に延びる斜面が、“シオン”(ダビデの町)と呼ばれた場所です。そこを谷に向かって降りて行ったところに「シロアムの池」があります。へブル語でシロアハ=送る、遣わすという意味で、“おくり池”という意味になります。
- 顔に泥を塗る…イエス様が公生涯最後の仮庵の祭りのとき、宮に入られて大声「だれでも渇いているなら、わたしのもとにきて飲みなさい(…)わたしを信じる者は、その人の腹の奥底から、生ける水の川が流れ出るようになる」(ヨハネ福音書7章37-38節)と言われました。その後、宮の中に律法学者、パリサイ人によって姦淫の女が連れて来られ、詰問されたイエス様は、罪の赦しを宣言されました。さらにその後、イエス様は宮の外で生まれつきの盲人に出会い、顔(目)に泥を塗り、“シロアムの池”に遣わして癒されました。身体に欠陥のある者は宮に入れなかったのです(Ⅱサムエル5章8節)。ですから癒された盲人は、この時から宮に入って祭りに参加することが出来るようになったのです。
- 仮庵の祭り…この仮庵の祭りの終わりの日に、シロアムの池の水を大祭司が金の器に汲んで神殿の祭壇の脇にある器に注ぐ儀式がありました。同時に赤ワインも注いだそうです。すなわち「兵士のうちのひとりがイエスのわき腹を槍で突き刺した。すると、ただちに血と水が出て来た。」(ヨハネ福音書19章34節)とのみことばと繋がっているのです。イエス様が贖いの小羊として十字架で血と水を流され、永遠のいのちとしての聖霊を私たちの内に注いでくださったのです。ゆえに私たちは何にも縛られることなく、主と交わりながら、喜んで生きることができるのです。
- 結び…シオンから出るみことばは「御霊に満たされて喜んで生きよ」との主イエス様のみことばです。
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