Posted on 05/15/2016 at 07:55, by matsumoto
そして毎日、心を一つにして宮に集まり、家でパンを裂き、喜びと真心をもって食事をともにし、神を賛美し、すべての民に好意を持たれた。主も毎日救われる人々を仲間に加えてくださった。(使徒の働き2章46-47節)
- はじめに…先週、『激動の20世紀を生きた三人のクリスチャン』というDVDを観ました。その三人は杉原千畝、清水安三、田内千鶴子。
- 韓国孤児三千人の母…田内千鶴子は、日本統治時代の韓国で孤児たちの養護施設「木浦共生園」を夫(ユン チホ)とともに立ち上げ、三千名余りの孤児たちを育て、“韓国孤児三千人の母”と呼ばれたクリスチャンです。二人の結婚は、皆が反対する中、千鶴子の母・春だけが「結婚は国と国がするものではない。人と人がするもの。神の国には韓国人も日本人もない。全て神の子どもだ」と言って励ましたそうです。
- わたしの霊をすべての人に注ぐ…ペンテコステの日、ユダヤ人たちは、弟子たちが異言で話すのを聞いて「ガリラヤの人じゃないか」「甘いぶどう酒に酔っている」(使徒の働き2章7、13節)とあざけりました。そこでペテロが立ち上がり宣教を始めました。ヨエル書を引用して『(…)わたしの霊をすべての人に注ぐ。(…)息子や娘は預言し、青年は幻を見、老人は夢を見る。その日、わたしのしもべにも、はしためにも、わたしの霊を注ぐ。(…)主の名を呼ぶ者は、みな救われる。』(使徒の働き2章17-21節)
- ペンテコステ…旧約時代、主が、選ばれた個人(預言者、王)にのみ霊が注がれ、その後、神殿に注がれました。しかし、何れも仮の住まいですから永遠に住まうことが出来ません。そこで父なる神は、聖なる宮としての御子をこの世に遣わされ、聖霊は、御子の上に鳩のように降られたのです。そしてついに主の十字架、復活、昇天を通して、ヨエルの預言の成就として、何の区別もなく老若男女、身分も国籍も区別なく、注がれるようになったのです。主の血によって聖霊の通路が開かれたのです。そして日々、救いの御業が今日も続いているのです。
- 結び…聖霊の注ぎと内住によって、証しを立て、分かち合い、共に生きる神の子となるよう、祝福して祈ります。
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