Posted on 07/10/2016 at 03:59, by matsumoto

主日礼拝メッセージ要約『幕屋の板(聖なる幕屋 その6)』(ヨベルの年 第44週)(2016.7.10)

 

 

幕屋のために、アカシヤ材で、まっすぐに立てる板を作る。(出エジプト記26章15節)

 

  • はじめに…今日は、参院選の投開票日。選挙権年齢が18歳に引き下げられて初めての国政選挙ということで、人々の関心が高まっているようです。政治参加意識が高まり、投票所へ行くことも大事なことですが、世界の基を据える前から私たちを愛しておられる主なる神様を礼拝することは、信仰者にとっては更に大切なことです。
  • アカシヤ(シッティーム)…幕屋は、聖所の入口のある東側を除いて、他の三方をアカシヤの板で覆って造りました。ユダヤ教のラビによれば、アカシヤ(シッティーム)の性質を、その4つの頭文字から「シャローム(平和)」「トーバァー(親切)」「イェシュアー(救い)」「メーム(赦し)」と解釈されます。これは、イエス様に贖われた教会の性質です。
  • 手間を掛ける…荒野に生育するアカシヤは、硬く丈夫で、腐食したり虫に喰われたりしません。しかし鋭いトゲがあり、まっすぐに伸びません。このアカシヤを幕屋の板(たて約4・4メートル、はば約66センチ)として用いるためには、相当な手間が掛かったことと想像されます。主は手間を惜しまれません。きれいに仕上げられたアカシヤの木目は、そのままでも充分美しいものです。また、ふしやしみがあるものもあったでしょう。それを金で覆っています。
  • 銀の台座…その板をまっすぐに立て、隙間や段差なく設置するために、板の下には2つのほぞ(手)があり、銀の台座にしっかりとはめ込まれています。この銀は、民が捧げた贖い金(各々半シェケル)で造られました。つまりアカシヤの板としての教会は、この世の荒野で、銀の台座(時価約2億円)の上に立っているのです。すなわち、神の小羊なるイエス様の血(お金に換算できない)によって買い取られて立っているのです。投票用紙を投票箱の中に入れた手は、しっかりと贖い主なるイエス様を握っているのです。
  • 結び…新しい週、この世の価値を手離して、しっかりと贖い主を握って歩まれる皆さんお一人ひとりであるよう、祝福して祈ります。

 

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