Posted on 08/06/2017 at 19:45, by matsumoto

主日礼拝メッセージ要約『神の真実のことば(真言)』(黙示録その35)(2017.8.6)

 

 

御使いは私に「小羊の婚宴に招かれた者は幸いだ、と書きなさい。」と言い、また、「これは神の真実のことばです。」と言った。       (ヨハネ黙示録19章9節)

  • はじめに…詩篇は、人生の悲喜こもごもを著している書物です。その終盤、146篇から150篇は、ハレルヤ詩篇と呼ばれ、冒頭と末尾がハレルヤで挟まれていいます。ハレルヤは言わずもがな、“主を賛美せよ”という意味です。人生はハレルヤではじまり、ハレルヤに至るのです。
  • ハレルヤ…ハレルヤは、旧約では詩篇にだけあり、新約聖書には、ヨハネ黙示録にだけ記されてあります。しかも黙示録19章に4回、記されてありますが、新約では、この4回だけです。つまり新約のすべてのハレルヤが、この黙示録19章に記されてある訳です。
  • 婚姻の用意ができた…この聖書の最終章の黙示録にハレルヤが記されてある訳ですが、何故に主を賛美するのかと言えば、「小羊の婚姻の時が来て、しかも花嫁はその用意ができたから」(黙示録19章7節)です。そして、使徒ヨハネは御使いから「小羊の婚宴に招かれた者は幸い」「これは神の真実のことば」というメッセージを聞いたのです。今秋、私の友人が結婚式を挙げることの知らせを聞いていますが、もしかしたら結婚する本人たち以上に、知らせを聞いて婚宴に招待される者の喜びのほうが大きいようにさえ感じます。もう自然と心の奥底から「ハレルヤ」のことばが溢れ出て、抑えきれない、そんな感じがします。
  • 真言…仏教の一派に真言宗という宗派がありますが、真言宗を開いたのは空海こと弘法大師です。真言宗の真言とは、秘められた深い真理のことばを意味すると空海は記していますが、まさに「小羊の婚宴に招かれた者は幸い」という聖書のみことばは、「神の真実のことば(神の眞の言=文語訳)」、“真言”です。使徒ヨハネは、この真言を、御使いから知らされたのです。そして、その“真言”のメッセージ、すなわち小羊の婚宴への招待状が、今、私たちの前に届いているのです。そのことを深い祈りの中で、聖霊様の導きによって私たちは知り、ハレルヤと主を賛美するのです。
  • 結び…再び来られるイエス様から届けられた婚宴の招待状をこころに刻んで、愛と喜びと平安の日々を過ごす皆さんであることを主に感謝します。

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