Posted on 11/05/2017 at 19:04, by matsumoto

主日礼拝メッセージ要約『人生はやり直せる』(2017.11.5)

 

ところが父親は、しもべたちに言った。『急いで一番良い着物を持って来て、この子に着せなさい。それから、手に指輪をはめさせ、足にくつをはかせなさい。(ルカ福音書15章22節)

 

  • はじめに…昨日は、家内と「明治村」に行って来ました。子どもの頃に何度か訪れたことはありますが、今回ほど“明治”を実体験したことはありませんでした。帝国ホテル中央玄関、聖ザビエル天主堂、大明寺聖パウロ教会堂などの貴重な建物が多数あり、その中に足を踏み入れると、あたかも明治時代にタイムスリップしたかのような気持ちにさせられます。新しい時代を拓いた幕末、明治の志士たちの気概が伝わって来るかのようです。
  • 自分の人生を生きる…袴姿に着がえて、明治村を散策する若い女性もいました。最近はコスプレや、仮装を気軽に楽しむ風潮が見られますが、変身願望なのか、自分らしさの表現なのか、はたまた息苦しい日常から非日常への逃避なのか…。いずれにせよ“自分の人生を生きよう”という意志が働いているように思います。
  • 人生はやり直せる…とはいえ、人生紆余曲折、波瀾万丈はつきものです。自分の願いどおりにはなりません。間違いや失敗はつきものです。また災難や事故、病気、そして老いは避けられません。そのような中で、社会に不信を抱き、自分の人生を否定するしかないのでしょうか? そんなことありません。外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされます(Ⅱコリント4章16節)。今日の聖書のテキストは、放蕩息子が父のもとに帰って来る、その息子を父が愛を持って受け止めるという、イエス様の語られたたとえ話です。息子は一番良い着物を着せてもらい、親子の関係を回復しました。そして人生をやり直すことができたことでしょう。それは私たち一人ひとりにとっても同様です。
  • 天の住まい…私たち信仰者の帰るところは天の住まいです。天の父の愛が満ち、イエス様の憐れみが包んでいます。そこは神の子として完全に自由に、そして永遠に生きる「天国村」です。
  • 結び…わたしはあなたを待っている、あなたの帰って来る姿を見たら、走り寄ってあなたをわたしの腕で包み込む、そう語られる天の父が確かにおられます。

天の父を信じ、イエス様を信じて生きる皆さんでありますように。

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