愛知県春日井市 名古屋 いとすぎキリスト教会
Archive for 5月, 2021
Posted on 05/09/2021 at 09:18, by matsumoto
主日礼拝メッセージ要約『空腹を満腹に、さらに満福へ』(イエス・キリストの生涯 その159)(2021.5.9)
私たちの
日ごとの糧をきょうもお与えください
。(
マタイの福音書6章11節
)
はじめに…
介護業界は、年度毎に介護報酬の改定が行なわれます。そして毎年のように改定に伴う対応に追われます。万が一、保険請求に不備があれば報酬の支払いが繰り越される事態が発生し、場合によっては事業所の存続、ひいてはスタッフの給与や雇用にも影響を与えかねません。先週も血圧の上がる事案があり寿命の縮む思いをしました。結果的には何とか対処し、ホッとしています。やはり「祈って最善を尽くす」ことが事態を打開する鍵になることを改めて確信しました。
空腹…
食糧問題、経済問題は私たちが生きる上で切実な問題です。食べる物がなくなり空腹になれば、不平不満が生まれます。エジプトを脱出したイスラエルの民が、荒野放浪中で食べる物がなくなり、リーダーのモーセにつぶやいた記事からも、空腹時の人々の心理状態がどのようなものか良く分かります
(出エジプト16章3節)
。天の父なる神は、そんな人々の思いを百も承知で、そのつぶやきを聞き、その日から毎日、一日分ずつ、天からパン(マナ)を降るようにされました(例外もありました)。それはイスラエルの民が約束の地カナンに入る時まで四十年間、続きました
(同35節)
。
日毎の糧を今日も与え給え…
「日ごとの」というのはヘブル語聖書では「フーケヌー」(חוּקֵנוּ)と記してあります。これは「神から受ける分として定められた」という意味になります。ですからこの祈りは「あなた(天の父)が私たち一人ひとりに、それぞれの受ける分として定めておられるパンを今日も与えてください」となります。天の父に主導権があるということです。私たちが働いた(努力した)分の対価として、ではないということです。しかし天の父は、私たちを困らせたり、失望させたりされる方ではありません。恵みに恵みを加えて下さる方です。祝福で満たそうと計画しておられる方です。
結び…
主のみこころ、恵み、祝福に対する信頼の記録、それが「主の祈り」です。そしてその中心である第四の祈り「日ごとの糧をきょうもお与えください」という祈りに他なりません。「主の祈り」こそ霊的経済の貨幣なのです。イエス様の教えて下さった「主の祈り」を胸の内に抱き、日々、主に信頼し主に祈ること、それが天からの恵みと地からの感謝の通路を開く、祝福、満福(幸福に満たされる)の経世済民の神の国の証しなのです。
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今週のみことば
Posted on 05/02/2021 at 05:20, by matsumoto
主日礼拝メッセージ要約『みこころが行なわれますように』(イエス・キリストの生涯 その158)(2021.5.2)
御国が来ますように。みこころが天で行なわれるように地でも行なわれますように。(
マタイの福音書6章10節
)
はじめに…
私たちは事実(真実)の本質を理解することが、なかなか出来ません。むしろ自分勝手な解釈、判断をしてしまいがちです。そのことを「正常バイアス」とか「認知の歪み」と言います。危険が間近に迫っているのに「まあ、これくらいなら大丈夫だろう…」とか、「どうせ自分なんか何も出来ないし…」「誰からも愛されていないし、幸せになれない…」とか、「あの人は○○な人だから」とか、です。
みこころ…
先主日は「御国」について学びました。その「御国」は、人間の法律や道徳、法則や理論ではなく、「みこころ」によって治められているのです。では「みこころ」とは一体、何でしょうか? 視点を変えて「みこころ」が行なわれる場は、どのような雰囲気に包まれるでしょうか? 先週の礼拝後、ズームで参加しているМさんが「祝祷が祈られる直前の沈黙のとき、天から水が流れる音のような、大勢の人(天使)の声のような音が聞こえました」と証ししてくれました。まさしく“聖なる都、新しいエルサレム(天の御国)の様子(黙示録21、22章)”が実況中継されたのでしょう。その証しを聞いて私たちは確信と励まし、喜びを実感しました。まさに、天で行なわれている「みこころ」が、この地でも行なわれていることの証しなのだと言えるのではないでしょうか。
みこころが行なわれますように…
「みこころ」はヘブル語で“ラーツォーン”です。①みこころをおこなう、②喜び、③愛する、④喜んで受け入れる、という意味です。つまり「みこころ」とは、主が私たちを喜んでおられること、私たちを愛しておられること、そして私たちを受け入れておられることです。そして「行なう」は“アーサー”で、①する、②造る、③恵みを施す、④いけえをささげる、という意味です。つまり「みこころ」は、私たちに対する主の創造、恵み、そして犠牲の御業だということになります。大胆に今日のテキストの祈りを意訳すれば「天の御国と同様、今、この地に生きる私たちを日々創造し、恵みを施し、身を投げ出して、私たちを愛し、喜び、包み込んでくださいますように」という祈りになります。
結び…
主は、私たちの祈りを聞いて下さり、創造のはじめに「非常に良かった」と感動されたのと同じ霊の感動をもって私たち一人ひとりの存在を喜んで下さり、祈りに応答して下さる方です。主に信頼しつつ、新しい月も新しいことをして下さる期待と希望をもって歩んでいけることを感謝します。
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