(…)御使いガブリエルが、神から遣わされてガリラヤのナザレという町のひとりの処女のところに来た(…)◆(…)「おめでとう、恵まれた方。主があなたとともにおられます。」(…)「こわがることはない。マリヤ。あなたは神から恵みを受けたのです◆ご覧なさい。あなたはみごもって、男の子を産みます。名をイエスとつけなさい(…)「聖霊があなたの上に臨み、いと高き方の力があなたをおおいます。それゆえ、生まれる者は、聖なる者、神の子と呼ばれます(…)神にとって不可能なことは一つもありません。」◆マリヤは言った。「ほんとうに、私は主のはしためです。どうぞ、あなたのおことばどおりこの身になりますように。」こうして御使いは彼女から去って行った。(ルカによる福音書1章26-38節)
(…)アビヤの組の者でザカリヤという祭司がいた。彼の妻はアロンの子孫で、名をエリサベツといった(…)◆祭司職の習慣によって、くじを引いたところ、主の神殿にはいって香をたくことになった◆人々はザカリヤを待っていたが、神殿であまり暇取るので不思議に思った(…)◆やがて彼は出て来たが、人々に話をすることができなかった。それで、彼は神殿で幻を見たのだとわかった。ザカリヤは、彼らに合図を続けるだけで、おしのままであった◆やがて、務めの期間が終わったので、彼は自分の家に帰った◆その後、妻エリサベツはみごもり、五か月の間引きこもって、こう言った◆「主は、人中で私の恥を取り除こうと心にかけられ、今、私をこのようにしてくださいました。」(ルカによる福音書1章5-25節)
アブラハムの子孫、ダビデの子孫、イエス・キリストの系図◆アブラハムにイサクが生まれ、イサクにヤコブが生まれ、ヤコブにユダとその兄弟たちが生まれ、◆ユダに、タマルによってパレスとザラが生まれ(…)◆ サルモンに、ラハブによってボアズが生まれ、ボアズに、ルツによってオベデが 生まれ、オベデにエッサイが生まれ、◆エッサイにダビデ王が生まれた。ダビデに、ウリヤの妻によってソロモンが生まれ、(…)◆ ヤコブにマリヤの夫ヨセフが生まれた。キリストと呼ばれるイエスはこのマリヤからお生まれになった。(マタイ福音書1章1-16節)
ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。私たちはこの方の栄光を見た。父のみもとから来られたひとり子としての栄光である。この方は恵みとまことに満ちておられた◆ ヨハネはこの方について証言し、叫んで言った。「『私のあとから来る方は、私にまさる方である。私より先におられたからである。』と私が言ったのは、この方のことです。」◆ 私たちはみな、この方の満ち満ちた豊かさの中から、恵みの上にさらに恵みを受けたのである◆ というのは、律法はモーセによって与えられ、恵みとまことはイエス・キリストによって実現したからである◆ いまだかつて神を見た者はいない。父のふところにおられるひとり子の神が、神を説き明かされたのである。(ヨハネ福音書1章14-18節)
神から遣わされたヨハネという人が現われた◆(…)彼は光ではなかった。ただ光についてあかしするために来たのである◆すべての人を照らすそのまことの光が世に来ようとしていた◆この方はもとから世におられ、世はこの方によって造られたのに、世はこの方を知らなかった◆ この方はご自分のくにに来られたのに、ご自分の民は受け入れなかった◆しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権(力)をお与えになった◆この人々は、血によってではなく、肉の欲求や人の意欲によってでもなく、ただ、神によって生まれたのである。(ヨハネ福音書1章6-13節)